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魅惑のなぎさ

 アメリカで15位まで上がった
インストゥルメンタル・デュオ、
アイランダーズの「魅惑のなぎさ」が
1月第一週に登場した。
このグループはアメリカでは
メイフラワー・レコードから
このヒット曲を出したが、
ヒットはこの1曲だけだった。
 1960年のポップス黄金時代を
支えたのはいくつかの要因があったが、
そのひとつはアメリカで、
マイナー・レーベルからのヒットが
沢山出たことだった。
 それまで、日本のレコード会社は
ビクターはアメリカRCAからの
作品をメインとし、
日本コロムビアはアメリカCBS、
テイチクはアメリカ・デッカ、
東芝はキャピトルなど
メジャー・レーベルが中心だった。
しかし、アメリカにおける
マイナー・レーベルの活発化により、
これに上手く対応できたことが、
黄金時代を支えた要因の一つだった。
マイナー・レーベル1つ1つと
契約するとなると、
金額だけでなく、
事務手続きも莫大、煩雑になる。
これをまとめた
レーベルが出来たことが、
大きかった。
メイフラワー・レコードは
日本ではビクターの
トップランク・レコードから発売された。
トップランク・レコードは
世界のマイナー・レーベルの中から
主にヒット曲をピック・アップして供給した。
「魅惑のなぎさ」はRANK-1007で発売された。
by musicsfukuoka | 2010-01-02 15:59 | 音楽
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