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タイガー・ロック

 ファビアンの「タイガー・ロック」が
10月のベスト・セラーズに顔を出した。
ファビアンは
チャンセラー・レコードの専属で、
このチャンセラー・レコードは
キング・レコードが短期間、
チャンセラー・レーベルのままで
発売したことがあるが、
マイナー・レーベルだったために、
ほとんどが他のレーベルを
使って発売された。
 1959年時点では
東芝がエンジェル・レーベルで
発売していた。
東芝はラジオ番組「東芝ヒット・パレード」を
持っていたが、私個人は、
特にこの番組が気に入っていた。
「タイガー・ロック」は、
他のヒット・パレードには
ほとんど登場しなかったが、
「東芝ヒット・パレード」では
ランクされた。
 「東芝ヒット・パレード」は
ヒット・パレードという
名が付いているものの、
東芝の宣伝番組であったわけで、
東芝が発売するレコードだけを
使ってのヒット・パレードだった。
同様の「S盤アワー」や
「L盤アワー」より、多少、
音楽が若者向きという感じだった。
ヒット・パレード・スタイルにすると、
毎週、ほぼ決まった感じの曲しか
かからないが、
それでも新曲の紹介もあり、
順位はリクエストによるといいながらも、
売りたいものは、
上位にしただろうということは
想像に難くない。
しかし、こうして
ベスト・セラーズに登場するとは、
効果があったといえるだろう。
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by musicsfukuoka | 2009-10-26 15:42 | 音楽

殺し屋のテーマ

 1958年に制作された
映画「契約殺人」のテーマ曲
「殺し屋のテーマ」が10月の
ベスト・セラーズに顔を出した。
印象的なペリー・ボトキンの
ギターが奏でる名曲だったが、
ラジオのヒット・パレードでは
それほどのヒットにはならなかった。
しかし、レコードが売れたということは
興味のある動きだった。
レコードは9月新譜として
発売されたが、
映画は公開されなかった。
 この作品の主演は
ヴィンセント・エドワーズで、
TV映画「ベン・ケイシー」で
一躍人気者になった俳優である。
しかし、この時点では
まだ「ベン・ケイシー」は放送されておらず、
放送が始まったのは
アメリカでは1961年から、
日本では1962年からのことである。
したがってヴィンセント・エドワーズ人気によって
「殺し屋のテーマ」が注目を
集めたということではない。
 ペリー・ボトキンの息子の
ペリー・ボトキンJr.も
ミュージシャンとして成功し、
特にバリー・デ・ヴォーゾンとの
仕事が知られており、
「妖精コマネチのテーマ」は
1976年に全米で8位まで上がり、
ミリオン・セラーを記録している。
実は資料によっては
「殺し屋のテーマ」を演奏している
ペリー・ボトンキはペリー・ボトキンJr.の
ことであるとするものもあるが、
はっきりしない。
 なお映画はヴィンセント・エドワーズが
「ベン・ケイシー」でブレイクした後、
1963年に、日本では公開されている。
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by musicsfukuoka | 2009-10-24 16:24 | 洋楽

バリ・ハイ

 ミュージカル「南太平洋」には
「魅惑の宵」の他にも
名曲が多く、「ワンダフル・ガイ」や
「春よりも若く」、「ハッピー・トーク」など、
多くの歌手やジャズメンに
カヴァーされている。
そして「バリ・ハイ」もまた、
人気が高かった。
日本のヒット・パレードには
「魅惑の宵」とともに
「バリ・ハイ」が登場した。
「バリ・ハイ」は映画の
オリジナル・サウンド・トラックからの
シングル盤は発売されず、
映画にも出演した
舞台でのオリジナル・キャストでもあった
ワニタ・ホールが歌った
オリジナル・キャスト盤からの録音が
シングルとして発売された。
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by musicsfukuoka | 2009-10-22 15:59 | 音楽

1959年10月の出来事から 

7日
  朝日新聞によると、ラジオはあるがテレビにない世帯70%
10日
  ニッポン放送、24時間放送開始
11日
  NHK、外国映画に初の吹き替え
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by musicsfukuoka | 2009-10-20 16:51 | 音楽

魅惑の宵

 11月に公開された
70mmミュージカル
「南太平洋」からの名曲
「魅惑の宵」が
10月にヒット・パレードに登場した。
映画音楽ながら
珍しくサウンド・トラック盤より、
マントヴァーニ楽団の
カヴァー演奏ものの方が人気があった。
マントヴァーニ楽団のレコードは
すでにSPレコードの時代の
1954年には発売されており、
45回転ドーナッツ盤になってからも
1958年には発売されていた。
このレコードが人気をよんだ。
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by musicsfukuoka | 2009-10-19 16:40 | 音楽

ロンリー・ボーイ

 ポール・アンカの前年の
「クリスマス・イン・ジャパン」、
そしてその前の「君はわが運命」に続く
「ロンリー・ボーイ」が10月に登場。
「ロンリー・ボーイ」は
アメリカではビルボード誌で
初のナンバー・ワンになった
(「ダイアナ」はセールス・チャートでは
1位を獲得したが、
TOP100では2位止まりだった。)が、
日本では中ヒットという感じに終わった。
「ユア・ヒット・パレード」では
ベスト5入りは果たせなかったし、
「今週のベスト・テン」では
登場さえしなかった。
これに比べると
「君はわが運命」は
アメリカでは7位止まりだったのに対し、
日本では「ダイアナ」と
入れ替わるようにして
1位の座についたほどの大ヒットになった。
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by musicsfukuoka | 2009-10-13 15:22 | 音楽

わらの男

 11月に公開の
イタリア映画「わらの男」のテーマが
9月にヒット・パレードに登場。
作曲は「鉄道員」のカルロ・ルスティケリ。
「鉄道員」の流れをくむ曲調。
当時は映画のフィルムから
直接録音したレコードが発売されたが、
60年代初期には
正式なマスター・テープから
作られたレコードが出た。
今となっては、フィルムから直接録音された、
少しだがセリフも入ったレコードは
超貴重盤となっている。
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by musicsfukuoka | 2009-10-07 16:03 | 音楽