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ハーレム・ノクターン

 5月のヒットに「ハーレム・ノクターン」がある。
1955年末に発売されたサム・テイラー、
ジョージ・オウルドのいずれもテナー・サックスを
フィーチャーした演奏がヒットした。
 曲は1940年に作られ、
はじめはアルト・サックスで演奏されていたという。
日本でも1952年にウディ・ハーマンの
アルト・サックスをフィーチャーした
デイヴィド・ローズ楽団のレコードが
紹介されたそうである。
 日本では特にテナー・サックスの演奏が好まれ、
この時以降、ムード・ミュージックの
定番中の定番となった。
 サム・テイラーはたびたび来日して、
日本の曲も録音し、超人気を獲得したが、
ジョージ・オウルドは、このヒット以後、
あまりレコードも復刻されず忘れ去られた状態にある。
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by musicsfukuoka | 2006-05-30 16:09

1956年5月の出来事から

●石原裕次郎初主演映画「太陽の季節」封切り

●NHKの技術研究所で、関係者に
 カラー・テレビの送・受信の仕組みを公開。
 本放送は4年後の1960年。
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by musicsfukuoka | 2006-05-29 16:16 | オールディーズ

5月19日付「ユア・ヒット・パレード」(東京・文化放送)順位

 1 エデンの東
 2 ばらの刺青
 3 明日にまた
 4 モリタート
 5 慕情
 6 16トン
 7 恋する女
 8 ハーレム・ノクターン
 9 月光のセレナーデ
10 黄金の腕
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by musicsfukuoka | 2006-05-25 16:07 | 洋楽

パリの貧しい人々

 5月には「パリの貧しい人々」もヒットを記録している。
演奏はレス・バクスター楽団。
オーケストラ演奏である。
 アメリカでも2月にチャート・インし、
3月17日に1位につき、1位を6週間守り、
レコードは100万枚以上売れて、
ゴールド・ディスクを獲得している。
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by musicsfukuoka | 2006-05-23 15:50 | オールディーズ

黄金の腕

 5月に映画が公開されるや、
殆ど同時にヒット・パレードに登場したのが「黄金の腕」。
 フランク・シナトラ、キム・ノヴァク、
エリナー・パーカーが出演した
オットー・プレミンジャー監督の作品は、
それまでタブーとされていた
麻薬患者をテーマにしたもので、話題になった。
 音楽はエルマー・バーンステインが
モダン・ジャズのスタイルで書き、
サウンド・トラックでも指揮を担当し、
演奏には映画にも顔を出した
ショーティ・ロジャースやシェリー・マンらがあたった。
 
 ヒット・バレードには何種類かが登場した。
まず、本命盤としてサウンド・トラック盤がヒットした。
エルマー・バーンステイン楽団とクレジットされた
サウンド・トラック盤は、
アルバムに収められた
「フランキー・マシーン」という楽曲を再編集して
シングル・テイクとした。
 サウンド・トラック盤に続くヒットとなったのは
S盤のリチャード・マルトビー楽団。
ラジオの「S盤アワー」の人気が
後押しをした形だった。
 アメリカでもこの二つが人気を争ったが、
リチャード・マルトビー楽団が14位、
エルマー・バーンステイン楽団が16位まで上がった。
他にディック・ジェイコブス楽団も22位まであがった。
 この曲にはダニー・ケイ夫人の
シルヴィア・ファインが詞をつけ、
「デライラ・ジョーンズ」というタイトルになってもヒットしている。
「モリー・オー」というタイトルもある。
有名なのはマクガイア・シスターズのレコード。
アメリカでは37位まで上がっている。
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by musicsfukuoka | 2006-05-22 14:56 | オールディーズ

モリタート

 1956年はじめにアメリカで
「モリタート」がヒットしたのを受けて、
日本でもレコードが発売され、
4月にヒット・パレードに登場し、
5月にヒットのピークを迎えた。
 アメリカでは最も大きなヒットとなった
ディック・ハイマンをはじめ、
リチャード・ヘイマン、ロウレンス・ウェルク、
ルイ・アームストロング、ビリー・ヴォーン、
レス・ポールがヒットしたが、
日本ではアメリカ同様、
ディック・ハイマンのレコードが
最も人気があったようだ。

 「モリタート」は1928年に
ドイツで初演されたミュージカル
「三文オペラ」のために、
ベルトルト・ブレヒトが作詞、
クルト・ワイルが作曲した名曲で、
1954年にはアメリカで上演され、
その時、マーク・ブリッツスタインが
「モリタート」に「マック・ザ・ナイフ」の
英語詞をつけた。
 多くのレコードが残されているが、
ブームになったのはこの1956年で、
最大のヒットが出たのは
1959年のボビー・ダーリンのレコードだった。
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by musicsfukuoka | 2006-05-08 20:49 | オールディーズ

パティ・ペイジのこと(続き)

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 満足のいく選曲が出来た。
この企画には評論家の青木啓さんに
総合解説をお願いしたり、
アメリカ盤4枚組の解説の
翻訳をつけたりと本格的なものとなり、
緊急発売となったために、
作業に余裕がなく、
解説やゲラ刷りの校正に
何度かやりとりを行ったが、
音源に関しては、
アメリカ4枚組もあり
安心してまかせることにした。
すべてが、うまくいったのに、
1点だけ、大きなミスが発生した。
 1950年のヒット
"With My Eyes Wide Open I'm Dreaming (幻を求めて)"は
1959年に再録音し、
これがリヴァイヴァル・ヒットした。
珍しいケースなので、
2曲とも収録することにした。
このことについては解説でも触れている。
ところが、最終的に商品になったものには、
2曲とも再録音のヴァージョンが収録された。
原稿には、1950年のヒットの時には
"With My Eyes Wide Open I'm Dreaming"とだけ、
1959年のヒットの時には
"With My Eyes Wide Open I'm Dreaming (Remake)"と
書いていたものが、
1950年も"With My Eyes Wide Open I'm Dreaming (Remake)"と
訂正されて、再録音ヴァージョンが収録された。
結果的に表記と、
収録曲のテイクとは間違いはないのだが、
解説文からすると、
ここで再録音ヴァージョンが
収録されるのはおかしいことになる。
私が気がついた時はすでに発売された後であり、
訂正のしようがなかった。
もし、このCD(「パティ・ペイジ・ゴールデン・セレブレイション」)を
お持ちの方がいらっしゃったら、
ケースに表示された曲目とは誤りはないが、
本来なら1950年のところには
初回ヴァージョンが入ることになっていたので、
お詫び申し上げます。
 なお「幻を求めて」は
これも素晴らしい企画だった
パティ・ペイジのミリオン・セラー・ヒットを集めた
コンピレイション・アルバム「パティ・ペイジ・ミリオン・セラー・ヒッツ15」に
収録されたことがあります。
 「ゴールデン・セレブレイション」は完売しており、
廃盤になっているようです。
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by musicsfukuoka | 2006-05-05 17:27 | オールディーズ

パティ・ペイジのこと

 1997年にパティ・ペイジ
生誕70周年記念盤として
アメリカ・マーキュリーから
4枚組のアルバムが出た。
 1997年はパティ・ペイジにとっては、
マーキュリーでの初録音から
50年目でもある。
 80曲収録のこのアルバムは
マーキュリー時代の
全78曲のチャート・ヒットのうち、
36曲を収録、もちろん初CD化の曲も多く、
これまでのコンピレイション・アルバムの中では
もっとも魅力のあるアルバムとなった。
 早速日本発売をお願いしたが、
これまでの実績などから判断して、
無理という返事だった。
 検討した結果、これをベースに
2枚組アルバムを発売したいので、
ついては選曲と解説をお願いしたいという
依頼を受けた。
 そこで全曲ヒット曲で構成することにし、
このアルバム以外から
12曲のヒット曲を選び、
他に「テネシー・ワルツ」の
多重録音前のベーシック・トラックと
ラジオ・スポットをボーナス・トラックとする構成にした。(続く)
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by musicsfukuoka | 2006-05-04 16:53 | オールディーズ