カテゴリ:音楽( 176 )

 フェデリコ・フェリーニ監督の映画
「道」と「カビリアの夜」は共に
日本では1957年に公開されたが、
制作されたのは「道」が1954年、
「カビリアの夜」は1957年だった。
その間の1955年には「崖」が制作され、
これら3つの映画はいずれも
人間喜劇を描いた3部作のようなものだった。
このうち「崖」は1958年2月に日本で公開された。
「ユア・ヒット・パレード」では「道」も「カビリアの夜」も
音楽がヒットしていて、これら2作と同じ
作曲者のニーノ・ロータ作の音楽も当然ヒットが期待され、
映画公開前からヒット・パレードに登場した。
しかし、期待されたほどには大ヒットにはならなかった。
現在ではほとんど聴かれない。
 当時、ヨーロッパと日本は
著作権を巡って問題を抱えていたらしく、
ヨーロッパの音楽はすんなり発売されなかった。
「道」はアメリカのグループ、
スリー・サンズのカヴァー盤でヒット、
「カビリアの夜」はフィルムから直接録音した
日本独自のサウンド・トラック盤が発売された。
「崖」は日本ディスクから発売された
ジョリー・メンゴが「ユア・ヒット・パレード」では
クレジットされていた。
 「崖」はカム・レコードにオリジナル・サウンド・トラック盤があり、
CDの時代に日本盤でも発売されたことがある。
「道」と「カビリアの夜」はオリジナル・サウンド・トラック盤としては
単独ではアルバム化されたことはないと思う。
 ヨーロッパでは1992年に「道」と「カビリアの夜」の
(日本盤とおなじようにセリフも収録されている)フィルムから
直接録音されたものが 2 on 1 アルバムの
スタイルでCD発売されたことがある。
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by musicsfukuoka | 2008-01-17 16:46 | 音楽

サヨナラ

 1957年12月20日に公開された
映画「サヨナラ」のテーマは、
当時、多くのカヴァー・レコードが発売され、
話題になった。サウンド・トラック盤をはじめ、
エディ・フィッシャー、エイムス・ブラザーズ、
パーシー・フェイス楽団、アンリ・ルネ楽団など。
 主題歌はアーヴィング・バーリンが作曲、
映画のヒロイン、高美以子が歌ったものが最もヒットした。
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by musicsfukuoka | 2008-01-14 16:54 | 音楽

ホワイト・クリスマス

 12月の定番といえばクリスマス・ソング。
この年も「ホワイト・クリスマス」が
ヒット・パレードに登場した。
「ホワイト・クリスマス」といえば
ビング・クロスビーが決定盤。
しかし、1957年より日本発売が始まった
ドット・レコードの看板スター、
パット・ブーンは、ヒットを次々出し、
その人気に支えられて
クリスマス・ソングも発売された。
これも人気を呼び、
この年はパット・ブーンの
「ホワイト・クリスマス」が注目された。
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by musicsfukuoka | 2007-12-23 19:45 | 音楽

月影のなぎさ

 映画「サイコ」などで知られる
アンソニー・パーキンスは
レコード吹き込みも何枚か残していて、
決して、うまいというタイプではないが、
いいムードを醸し出していて、ファンは多い。
そのアンソニー・パーキンス
最大のヒットとなった「月影のなぎさ」が
ヒット・パレードに入ってきた。
「サイコ」でのノーマンとは
全く違ったイメージの清々しく爽やかな
歌いっぷりで、たいそう評判を呼んだ。
 アメリカではニック・ノーブル盤と競作になり、
パーキンス24位、ノーブル37位の
ミディアム・ヒットだった。
日本では両者ともレコードが発売されたが、
アンソニー・パーキンス盤が
圧倒的人気を博した。
アンソニー・パーキンス盤の伴奏は
フランク・デヴォール楽団。
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by musicsfukuoka | 2007-12-18 18:39 | 音楽

カビリアの夜

 この年11月に公開された映画
「カビリアの夜」のテーマ曲が
公開より前に「ユア・ヒット・パレード」に入ってきた。
ニーノ・ロータが作曲した曲は、
映画のフィルムから直接録音され、
レコード化された。
主演はジュリエッタ・マシーナ。
フェリーニ監督作品。
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by musicsfukuoka | 2007-12-11 16:21 | 音楽

80日間世界一周

 1956年度アカデミー劇映画音楽賞を受賞した
ヴィクター・ヤング作曲の名曲。
 1956年度アカデミー賞授賞式は
1957年3月27日に行われた。
この年は「80日間世界一周」が作品賞を受賞したほか、
「王様と私」のユル・ブリンナーが主演男優賞、
「追想」のイングリッド・バーグマンが主演女優賞、
「ジャイアンツ」のジョージ・スティーヴンスが監督賞など
名作が名を連ね、受賞している。
そんな中でヴィクター・ヤングが音楽を担当した
「80日間世界一周」は
アルフレッド・ニューマンの「追想」、
ディミトリ・ティオムキンの「ジャイアンツ」などを
押さえて、堂々の受賞となったが、
実は作曲作品が決して少なくない
ヴィクター・ヤングにとって、
これが初めての受賞だった。
さらに、ヴィクター・ヤングは体調を壊していて、
授賞式の前年の1956年11月に亡くなっていた。
初めての受賞を知らないまま、
亡くなっていたのである。
授賞式では、「ジャイアンツ」で熱演していたにもかかわら
ずノミネートもされなかったエリザベス・テイラーが
ヴィクター・ヤングに代わって代理受賞した。
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by musicsfukuoka | 2007-12-10 17:23 | 音楽