フェデリコ・フェリーニ監督の映画
「道」と「カビリアの夜」は共に
日本では1957年に公開されたが、
制作されたのは「道」が1954年、
「カビリアの夜」は1957年だった。
その間の1955年には「崖」が制作され、
これら3つの映画はいずれも
人間喜劇を描いた3部作のようなものだった。
このうち「崖」は1958年2月に日本で公開された。
「ユア・ヒット・パレード」では「道」も「カビリアの夜」も
音楽がヒットしていて、これら2作と同じ
作曲者のニーノ・ロータ作の音楽も当然ヒットが期待され、
映画公開前からヒット・パレードに登場した。
しかし、期待されたほどには大ヒットにはならなかった。
現在ではほとんど聴かれない。
 当時、ヨーロッパと日本は
著作権を巡って問題を抱えていたらしく、
ヨーロッパの音楽はすんなり発売されなかった。
「道」はアメリカのグループ、
スリー・サンズのカヴァー盤でヒット、
「カビリアの夜」はフィルムから直接録音した
日本独自のサウンド・トラック盤が発売された。
「崖」は日本ディスクから発売された
ジョリー・メンゴが「ユア・ヒット・パレード」では
クレジットされていた。
 「崖」はカム・レコードにオリジナル・サウンド・トラック盤があり、
CDの時代に日本盤でも発売されたことがある。
「道」と「カビリアの夜」はオリジナル・サウンド・トラック盤としては
単独ではアルバム化されたことはないと思う。
 ヨーロッパでは1992年に「道」と「カビリアの夜」の
(日本盤とおなじようにセリフも収録されている)フィルムから
直接録音されたものが 2 on 1 アルバムの
スタイルでCD発売されたことがある。
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by musicsfukuoka | 2008-01-17 16:46 | 音楽
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