おゝキャロル

 ニール・セダカの「恋の片道切符」の
B面に収められていた
「おゝキャロル」が1月に
ヒット・パレードに入ってきた。
日本ではB面だが、
本来アメリカではこちらがA面で、
9位まで上がったヒット曲だった。
「おゝキャロル」のキャロルとは、
当時ニール・セダカの
ガール・フレンドだった
キャロル・キングのことで、
キャロル・キングも
ニール・セダカと同じように曲を作り、
自分でも歌っていた。
そのキャロル・キングは
ニール・セダカに対し、
同じ旋律で「おゝニール」という
アンサー・ソングを出している。
この曲はアメリカでもヒットはしなかった。
1970年代ころまで、
オールディーズ・ファンの間では
よく知られている話だったが、
このレコードは
マイナー・レーベルでもあったために、
日本でレコードを所有している人は
3人までは確認されているが、
それ以上は持っている人は
いないだろうと言われていた。
その後のオールディーズ・ブームなどにより、
コレクターズ・アイテムとして
コレクター向けレコードやCDで復刻され、
入手はそんなに難しくはなくなった。
 当時、ステレオ録音されたものでも、
シングル盤は、モノーラルに
ミックスして発売されるのが普通だった。
「恋の片道切符」も「おゝキャロル」も
シングルはモノーラルだった。
この2曲は1959年7月31日に録音された。
「おゝキャロル」のステレオ・テイクは
アメリカではアナログ時代にも
出たことはあるがCDでは
1990年に初めて公式盤で発売された。
「恋の片道切符」はアナログ盤でも
CDでも発売されたことはない。
通常、この2曲ともエコー処理による
疑似ステレオ・テイクが発売されていて、
マスター・テープもすでに
この疑似ステレオに差し替えられている模様で、
オリジナル・シングルの
モノーラルの音はアナログ時代の後半から、
長い間発売されていない。
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by musicsfukuoka | 2010-01-10 15:31 | 音楽
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