この道

 ウィーン少年合唱団が初めて日本に来たのは、
昭和30年(1955年)12月20日。
その後、1958年には映画「野ばら」が公開されて、
主題歌「野ばら」もヒットした。
ウィーン少年合唱団の2度目の来日は、
映画「野ばら」のヒットの熱もさめやらない
昭和34年(1959年)だった。
この来日を記念して
映画「いつか来た道」が制作され、出演した。
映画は高度経済成長が始まる直前の
山梨県甲府市郊外の葡萄園を舞台に
繰り広げられた音楽映画で、
両親を亡くした姉弟が一生懸命生きる姿を描いた。
姉役の山本富士子は、盲目の14歳の弟に
生きる自信をつけさせるために
ヴァイオリンを習わせた。
弟はウィーン少年合唱団を聴き、
感動して、合唱団のヨハンと文通を始めていた。
この映画の主題歌となった「この道」は、
ラジオのヒット・パレードには登場しなかったが、
6月から7月にかけてベスト・セラーになった。
主題歌「この道」はウィーン少年合唱団が録音し、
弟役で出演した和波孝禧の
ヴァイオリンもフィーチャーされた。
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by musicsfukuoka | 2009-06-22 18:37 | 音楽
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